qemuでVineSeed環境を構築

VineLinuxのユーザーフォーラムに、 実機でVineSeed環境を作る方法があったので、それを参考にqemuVineSeed環境を作ってみた。(ホントはそっち側に投稿したほうがいいんだろうけど、ログインしないと出来ないらしいので…)
参考にしたのは以下のWebページ。

作り方

空のハードディスクイメージを作成する。

qemu-img create -f qcow vine_seed.img 10G

VineLinux4.2のcdromイメージを指定してブートする。

qemu -cdrom Vine42-i386.iso -hda vine_seed.img -m 256 -boot d

最小構成+開発環境でインストールを行う。
インストールを完了するとリブートするが、リブートが失敗するので、ウィンドウを閉じる。
そしてcdromブート無しで起動する。

qemu -hda vine_seed.img -m 256

rootでログインし、4.2のままパッケージをアップデートする。

apt-get update && apt-get upgrade

/etc/apt/sources.listの、4.2をVineSeedに書き換えて、updateを削除する。
そしてVineSeedに切替える。一発ではうまくいかなかったので、何度か同じようなことを繰り返し行う。

apt-get update && apt-get dist-upgrade
apt-get update && apt-get upgrade

完成。

ポイント

上記ページにあるkato(osaka)さんの記述では

4.apt-line を Seed に向ける。(具体的には /etc/apt/sources.list の中の
"4.2" を、全て "VineSeed" に書き換える)

とあるが、多分updateの削除も一緒に行わないと、apt-get updateに失敗してしまう。VineSeedが開発版だから、色々変化があるのかもしれない。なので、これを見た人が後で同じ事を試してもできないかも。